防災・防犯

【保存版】水害で被災した場合の、浸水被害のあとの掃除や罹災証明書の方法

水害・浸水被害からの生活再建の手引き

この度の台風やそれに続く豪雨で浸水被害や土砂崩れなどの被害に遭われたみなさま、心よりお見舞い申し上げます。

[memo title="被災されたご本人様へ"]本ブログを見に来て頂きありがとうございます。

後述する手引きを参考に進めていただければと思います。

焦らず出来ることから少しづつ。
どうぞご無理なさらずにお願いします。

ボランティア団体や支援の手を借りることも、ご自分やご家族の心身を守るためにも必要なことです。頼れるところは頼って下さいね。[/memo]

[memo title="親戚やお友達が被災された方へ"]もしかすると連絡が出来ない状況にあるかもしれません。

現地の状況を確認しつつ、こちらから動いてみてください。

そして、何か出来ることがないか、協力したい気持ちがあることを伝えましょう。

今すぐには遠慮されるかもしれませんが、被災して落ち着いてから手助けが必要となることもあります。

周囲の気持ちが救いになることもありますので、声をかけるようにしてくださいね。[/memo]

https://sasae.info/wp-content/uploads/sasae-fukidashi.png
ササエ

被災されたご本人はネットが使えなかったり、情報が入り難い環境にいることも考えられます。

以下の冊子が生活再建の手助けになりますので、ぜひお伝え頂ければと思います。

水害で浸水被害や土砂崩れなどで被災された方が、元の生活に戻るためにやるべき手続きや、注意点などのイメージが湧くとても良い冊子です。

震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな公式サイト) 発行
https://sasae.info/wp-content/uploads/sasae-fukidashi.png
ササエ

本記事では、ゆっくりと冊子を見れない方々のために、32ページの中から大切なことを分かりやすくまとめています。

[box class="box28" title="この記事はこんな人におすすめ"]水害で浸水被害や土砂災害で被災し、[list class="li-chevron"]

  • 生活再建についての情報を探している
  • 住宅に入った泥の片づけ乾燥の方法を知りたい
  • 罹災証明書保険金の情報を調べている

[/list][/box]

本記事が参照した冊子のダウンロード

震災がつなぐ全国ネットワーク(震つな公式サイト)
http://blog.canpan.info/shintsuna/archive/1420

公式サイトよりダウンロードできます。
A5版・全32頁。pdfファイルです。

https://sasae.info/wp-content/uploads/sasae-fukidashi.png
ササエ

被災された方はダウンロードできない環境にいるかもしれません。この冊子を印刷してお見舞いのお手紙などに添えるのも良いかもしれません。

被害状況を写真に撮る【必要と思う3倍の枚数で】

被害の様子が分かる写真を撮ります。

[alert title="注意"]自分が必要と思う3倍の枚数で撮影しましょう。

罹災証明書を発行するための被害認定の際に見てもらったり、保険金の請求に役立つので、できるだけ多くの写真を撮りましょう。

浸水した際の水深が分かる写真も必須です。比較できる人や物と一緒に写すと良いでしょう。[/alert]

[list class="li-yubi"]家屋の外の浸水・被害状況を撮影する

  • 外回りをいろいろな角度から、浸水した深さが分かるように。
  • 自動車、納屋、農機具、物置など屋外にあるもの。

[/list]

[list class="li-yubi"]屋内の被害状況を撮影する

  • システムキッチンや洗面台など住宅設備
  • 濡れてしまった家電

[/list]

https://sasae.info/wp-content/uploads/sasae-fukidashi.png
ササエ

阪神大震災で被災した私達家族は、ぐちゃぐちゃの家を一刻も早く片付けたくて写真0枚でした。スマホも無かったですし。

被害認定の市の職員さんは随分遅くなって来られるので、その時には修理したり、壊れたものも片付けた後でした。

…写真は絶対に必要です!

悲しくて見るのも辛いと思いますが、生活再建のために。
必要と思われる3倍の枚数で撮影しておいてくださいね。

浸水した家具や食器、家電を片付ける

[list class="li-yubi"]家具や食器、家電を片付ける前に

  • 『そのまま使えるもの』『乾燥させて使うもの』『処分するもの』に分類する。
  • ゴミ袋や捨てる場所の情報を市町村に確認する。
  • 被災後は気が張っていて身体の疲れに気づかないことがあります。
    無理をせず、ボランティアセンターや市町村、社会福祉協議会に相談し、お手伝いに来てもらいましょう。

[/list]

[list class="li-yubi"]片付けや掃除をする時の服装

  • 頭…ヘルメットや帽子
  • 目…ゴーグル(薬品や洗剤を使う時)
  • 手…ゴム手袋(軍手をはめるとムレにくい)
  • 足…長靴

[/list]

床下の水を出し、泥を除去して掃除と消毒をする

『震災がつなぐ全国ネットワーク』冊子より
https://sasae.info/wp-content/uploads/sasae-fukidashi.png
ササエ

汚泥が残っていると異臭カビの原因となります。

床下では身動き取りにくい状態での作業となり、特殊な消毒液を使うこともあるため、できるだけ詳しい人にまずは相談するようにしましょう。

※自治体によっては消毒液の配布をしている地域があります。受け取る際に使用方法を再確認してくださいね。

[memo title="浸水後の床下の消毒によく使われる消毒液"]逆性せっけん(ベンザルコニウム塩化物)「オスバンS」が代表的です。

床下には100倍~200倍薄めてから噴射する。原液を手で触らないこと。

※「消石灰」も耳にするかもしれませんが、素人には取り扱いが難しく火傷の危険性もあるので、おススメは「オスバンS」です。[/memo]

浸水した床下の消毒として代表的な「オスバンS」

[list class="li-yubi"]和室(畳敷きの部屋)の場合

  • 畳を上げ、畳の下の床板を外して水や汚泥の確認をする。
  • 床板を外す時は油性ペンで順番を書いておくと良い。
  • 確認が終わったら床板は戻すことができる。

[/list]

[list class="li-yubi"]洋室(フローリング・じゅうたんの部屋)の場合

  • 通風口や床下収納の間口から床下の水や汚泥を確認する。
  • 工務店に依頼すると通風口を増設できる(相場は2~3万円)
  • 対角線上に2つ穴があけられると乾燥しやすい。

[/list]

壁の裏や床下の断熱材も取り出す

https://sasae.info/wp-content/uploads/sasae-fukidashi.png
ササエ

壁の裏や床下の断熱材は水を吸収しやすいため、放置するとカビが生えます。取り出すことをおすすめされていますが…

浸水した部分だけで良いのか、どこまで取り出したら良いのかなど、住宅販売店や建築してくれたハウスビルダーに相談しましょう。

ライフライン(電気・水道・ガス)の注意点

[list class="li-yubi"]電気

  • 避難などで家を離れる時はブレーカーは「
  • 電力復旧後に初めて電気をつける時は、電力会社の指示に従う。

[/list]

[list class="li-yubi"]水道

  • 復旧後は水が汚れている場合があるのでしばらく流す。
  • 井戸水は水質点検が終わるまで飲まないこと。

[/list]

[list class="li-yubi"]ガス

  • プロパンガスの場合、復旧前に業者に点検依頼。
  • 都市ガスの場合も、復旧後はガス会社の指示に従う。。

[/list]

被害認定の調査を受けて、罹災証明書をもらう

『震災がつなぐ全国ネットワーク』冊子より

[list class="li-yubi"]罹災証明書

  • 役所や役場に浸水被害を申し出て罹災証明書を発行してもらう。
  • 大規模な水害の場合は申し出をしなくても全戸調査となる。
  • 罹災証明書の被害認定に応じて各種の支援金が支給。
  • 罹災証明書の発行には数週間から1か月以上かかる。

[/list]

https://sasae.info/wp-content/uploads/sasae-fukidashi.png
ササエ

罹災証明遺書を発行してもらうことで、
・住宅の応急修理制度
・被災者生活再建支援金
・義援金
・都道府県などの独自の見舞金制度
などの支援金が支給されます。

被害認定の目安

『震災がつなぐ全国ネットワーク』冊子より

公共料金の支払いや保険請求について問い合わせる

[list class="li-yubi"]支払いの猶予や減免

  • 災害後は、公共料金の支払いを先延ばしする「支払い猶予」や減額・免除できる「支払い減免」を受けられる可能性がある。
  • 罹災証明書がなくても猶予や減免してもらえることもあるので、相談してみてください。

[/list]

[list class="li-yubi"]火災保険や共済に加入している場合

  • 契約している保険会社にまずは連絡をしてください。
  • 保険証券を失くす等で契約会社が不明な場合は、日本損害保険協会に問い合わせをしてみてください。

    日本損害保険協会(http://www.sonpo.or.jp/
    フリーダイヤル 0120-501331 (受付時間 9:15~17:00)

    災害救助法が適用された地域で、家屋等の損壊等により損害保険会社との保険契約に関する手掛かりを失った方について、同協会内に設置された『自然災害等損保契約照会センター』にて契約照会が可能。

[/list]

[list class="li-yubi"]自動車保険に加入している場合

  • 水害で自動車が水没した場合、車両保険に加入していれば保障される可能性があります。契約している保険会社に連絡をしてください。

[/list]

印鑑、保険証、権利証の消失や、通帳、キャッシュカード、実印を紛失しても再発行ができるのでご安心ください。

また、ローンの支払いや借金、確定申告などについても被災された方には救済制度が適用される場合があります。
ぜひ各所に問い合わせをしてみてください。

水害に遭われた方の生活再建のために

『震災がつなぐ全国ネットワーク』発行の上記の冊子には、過去の水害で被災した方々の声から作られています。

文章には応援の気持ちが溢れているので、被災して落ち込んでいる方にとっても優しく勇気づけてくれる冊子だと思います。

生活再建へのステップになることを心より願っています。

ABOUT ME
SASAE
震災に遭わない未来を強く願いますが、天災はいつ起こるか分からないもの。 いざ、その時が来た時にケガをせず健康に生き延びるためには、備蓄や耐震、備えが大切です。