防災・防犯

震度6の強さの例と実際の被害はどれくらい違うか?【私の体験】

震度6体験談

1995年(平成7年)117日に発生した阪神・淡路大震災で、実家にて震度6を経験しました。

築年数の古い木造住宅でしたので、あの日初めて聞いた地面の底から突き上げるような地響きと、瓦のガシャ!ガシャ!柱のギシッ!ギシッ!という凄まじい音で、私の叫び声なんてかき消されるぐらいの激震でした。

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阪神淡路大震災【私の震度6体験談】

私の実家も一筋向こうの道路は中央線に沿って亀裂が入り、街路樹の根元は液状化して土が噴出していました。そして、その道沿いの住宅はドミノ倒しのように傾いたり、全半壊しました。

…あの瞬間にこれだけのことが起きていたなんて。

【震度6】私や家族の様子や家の損壊具合は?

震度6はどれぐらいの揺れで、その時どうなるか?

図:気象庁震度階級関連解説表(気象庁HPより)

気象庁発表の公式な震度階級を参考にして、震度6の強さの例と私が実体験した被害について、どれぐらい違うか比べてみました。

結果として、震災後に発表された実家周辺の震度はデータ通り正確であり、強さのレベルは『震度6弱』とうことが分かりました。

図:気象庁震度階級関連解説表(気象庁HPより)

震度階級のイラスト図を見ながら、実際の私の体験談との違いを比較してみます。

私の体験談|震度6弱『立っていられない』

立っていることが困難になる

私がベッド上で左右に大きく揺さぶられている時、私の叫び声を聞いて助けに来ようとした父は、階段から転落する恐れがあるほどの立っていられない揺れで廊下を渡れず(すぐ横に階段があるため)、部屋から出られませんでした。

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震度階級の例と同じことが起きました。

私の体験談|震度6弱『家具は部屋の反対側までぶっ飛ぶ』

固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。
ドアが開かなくなることがある。

照明器具は天井のコンセントから抜けて電球がぶっ飛び、両親の昔ながらの重い婚礼タンスは上下に真っ二つにすっぽ抜け、上部が部屋の反対側の壁までぶっ飛んでいってました。

テレビも棚から落ちて、ベッドの横にあったガラス戸棚付きの勉強机は、私のすぐ頭上で傾きながら寸前のところで止まっていました。


窓のサッシが歪んで、机の角が引っかかってくれたため。奇跡的。
…そうでなかったら顔中にガラスが刺さり、その上から重い図鑑が次々落ちてきて…私の目や鼻や歯は今とは違っていたと思います。

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震度階級の例と同じことが起きました。

私の体験談|震度6弱『サッシ窓は開き、壁ヒビ、窓割れ』

壁のタイルや窓ガラスが破損。落下することもある。

最初の縦揺れで家中の窓ガラスのカギが開き、次の横揺れで窓が開いていました。大きなガラスはヒビが入っていました。

室内の壁に数か所ヒビが入り、階段の板が真っ二つ割れているところもありました。

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→震度階級の例と同じことが起きました。

私の体験談|震度6弱『近所の戸建てはドミノ倒しに傾いた』

耐震性の低い木造住宅は、瓦が落下したり、建物が傾いたりすることがある。倒れるものもある。

震災3ヶ月前の10月に偶然にも2階部分の天井や壁を全部はがしての改装工事(耐震補強も含む)をしていたので、あちこちヒビはいったけれど倒壊はしませんでした。

でも、近所の住宅はドミノ倒し状態に傾いている家や、半壊して立て直しになったアパートもありました。

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震度階級の例と同じことが起きました。

【震度7】実際に自分の身に起こることは?

これまでに比較してきた以上のことから、

よく目にする震度階級の例は、ありえないぐらい恐い内容ですが、その震度の地震に遭遇した時に、実際に自分の身に起こるということが分かります。

つまり、

震度7はどれぐらいの揺れかというと?

図:気象庁震度階級関連解説表(気象庁HPより)

兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)、新潟県中越地震、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)、熊本地震(熊本大震災)いずれも震度7の被害に遭われた方がいて、この例とほぼ同じ経験をされた方が多いと言えるでしょう。

考えただけでも怖くなります。

震度6弱経験者の私でさえPTSD傾向に

阪神大震災で震度6弱を経験した私は、帰省して被災した自分の部屋に入ると1階まで底が抜けてしまいそうな恐怖感が未だに消えません。
(その部屋で寝るんですが…)

自宅が倒壊することもなく、家族がケガをすることもなかったにも係らず、PTSDのような症状を抱えています。

なのでそれ以降も続く大震災のニュースを見る度に、被災者の心の傷を思うと胸が苦しくなります。

大地震が起きた時に最優先することは?

大震災の時に何よりも重要なのは、

1.生命を守る

死なずに生きていること

大地震に遭遇したその瞬間に何とかして生き残ることが重要。まずは生き残ること!

その瞬間、できるだけケガをせずに無事でいられるかは日頃の意識と耐震補強をしているかどうかが大きい。

たまたまタンスが落ちてくる場所に寝ていたり、上から重い物や天井が落ちてきたり…と、生死を分ける条件はいろいろですが、生存確率を上げるためには特に寝室の家具の転倒防止対策を最優先。

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ちなみに、実父は私の叫び声を聞いて助けなくては!と思って飛び起きたおかげで、重いタンスが枕を直撃していましたが、ケガすることなく済みました。

現在、実家の寝室は耐震しまくりです。

2.健康を守る

救助・救援物資がくるまで生きること

生き残った後、助けが来るまで体力を弱らせず、元気に生活する。

食事、飲み物、トイレの確保が必須。
震災や災害が起こる前に準備しておかないと、建物の倒壊や道路の破損などで孤立すると命の危険もある。

ライフラインが途絶えることを想定し、救援物資が届くまでの最低3日分は自力で何とかしないといけません。

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耐震グッズ備蓄リストに関することはもちろん、私の経験したことや、多くの方々の体験談を参考にしながら情報を公開していきたいと思います。

もっと詳しい体験談や、阪神大震災が起きる前から私が感じていた前兆、そして、震災当日に震源地近くで釣りをしていた知人の話などにつきましては、順次更新させていただきます。

ABOUT ME
SASAE
震災に遭わない未来を強く願いますが、天災はいつ起こるか分からないもの。 いざ、その時が来た時にケガをせず健康に生き延びるためには、備蓄や耐震、備えが大切です。