防災グッズや避難リュックの置き場所はとても重要です。
地震、水害、感染症によるパンデミック対策、また、居住地が川の側であったり土砂崩れの危険があるかなどによって最適な置き場所は変わってきます。
買って良かった防災グッズの一覧リストもご紹介。
本記事が防災用品の置き場をどこにするか、一覧リストのうち自分に本当に必要なグッズはなにかを決めるヒントになれば嬉しいです。
それでは、早速。
防災グッズは災害時に取り出しやすく、破損や紛失しない置き場所に保管する必要があります。
わが家の備蓄保管庫の画像なども交えながら書かせて頂きますね。
もくじ
追記|防災グッズの置き場所ビフォー・アフター
玄関のシューズクローゼットの片面を収納庫にしています。
無印良品の頑丈収納ボックスやニトリのインボックス、 100均のケースに分類し、ラベリング収納。スッキリしました!
ラベリングしたい時にコレひとつで入力できて、すぐに印刷できるので買って正解でした。
だれが見ても分かるように整理したことで、私自身も在庫の把握が出来るようになり、ローリングストックがうまくいくようになったのは大きなメリット。
リアルタイムな備蓄の様子は是非インスタをご覧くださいませ。
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防災グッズの全部出し&断捨離
防災グッズを玄関収納に整理
防災グッズの最適な置き場所
防災グッズや備蓄食料品は、思った以上に場所をとります。
置き場所に困った時は、地震・水害・感染症による自宅待機など、なにを想定するかを第一に考えて「最低限」必要なものから備えていきましょう。
地震の場合
阪神大震災では、死亡者の8割が家屋・家具などの倒壊による圧迫死でした。
無事に生還できた方々も住宅の1階部分が圧し潰されて、2階の窓をまたいで地面に出るといった状況が多く見られました。
その後は耐震基準が厳しくなり、
・震度5強程度でほとんど損傷なこと
・震度6強~7程度で倒壊・崩壊しないこと
となっています。
今では、1階の収納クローゼットやキッチンなどに保管するのも選択肢のひとつ。
阪神大震災に遭った際、しばらく家の中に入るのが怖くて車に避難していた経験から、わが家では地震を想定して「玄関」を備蓄保管庫にしました。
水害の場合
2019年は日本の各地で水害が起こりました。
一瞬で1階部分が水の中になったという話も多く、水害が起こりやすい地域にお住まいの方は備蓄は2階以上をおすすめします。
クローゼットに収納する他、寝室の各部屋に水分や靴を備えている例も多いです。
水害を考えると2階以上に収納するのが最適ですよね。
地震などで避難する時も、 懐中電灯や靴があったら助かるので、必要なものを分散しておくと良いかも。
感染症によるパンデミックの場合
2020年はコロナウィルス(新型肺炎)で自宅待機する可能性も出てきました。
誰もがどこかで濃厚接触者となる危険があります。
地震や水害と違ってライフラインは保たれるので、主にキッチンなどに備蓄食料、その他の場所に除菌対策グッズなどを収納する例も。
居住地の環境によって
居住地の環境や地域によって、最適な置き場所は異なります。
備蓄品を置けるスペースはさまざまなので、自分の家にあった置き場所を決めてくださいね。
万が一、しばらく自分達の備えで生きていかないといけない場合も考えて、3日間ぐらい生活できる防災グッズや備蓄食料を準備しておくことが大切です。
100均ケースで防災グッズの置き場所を作る
備蓄をし始めた最初の頃はこんな感じでした。
見映えは気にせず!(笑)
100均一で購入したケースに合わせて棚の高さを調整しました。
こうした備蓄品は、いざという時に取り出すのは自分ではないかもしれないことを考えて、置き場所も分かりやすくしておくと良いですよ。
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防災グッズの全部出し&断捨離
防災グッズを玄関収納に整理
防災グッズの棚に手作りリストを
今は必要な備蓄品が固定してきたので、ピータッチでラベリング収納しています。
付箋にメモ書きは、まだおうちに絶対必要な定番備蓄品が決まっていない時や、在庫リストを貼り付けたりするのに便利。
私は赤を買いましたが、人気はこちらの白です。
家族の誰が見ても棚にどんな備品が置いてあるかが分かればOKです。
キレイに分類されて並んでいるのを見ると気持ち良いのですが、まずは備えること優先にしてくださいね。
防災グッズの一覧リスト【わが家のおすすめ 】
防災士認定や震災の体験をもとにセットされている防災グッズもたくさん売られています。
そういった情報を参考にして、わが家は単品でコツコツと準備をしてきました。
買って良かった防災グッズについて、必要な順番ランキングでご紹介いたします。
【防災グッズ一覧】優先順位1位…水と食料
わが家は「純天然7年保存水」の他、備蓄食料、給水車が来た時に水をもらいに行くタンク・お湯を沸かしたり、レトルト食品を温めるグッズなどを保管しています。
私が購入した水や備蓄食料などの詳細は下記の関連記事にてご紹介しています^^
水と食料を最低3日分用意
1人分の目安は3リットルと言われているので、
3リットル×人数分(×3日分)
を目安にしましょう。
非常食については、経験者の声を聞くと【普段から食べ慣れていない物は、喉を通らない】とのこと。
なので、食べたことがあるインスタント、レトルト食品や缶詰、お菓子なども入れておくと良いでしょう。
上記のような水や食料の備蓄はもちろん、忘れてはならないのが、
- 水をお湯にするためのミニバーナー
- レトルトパウチを温める道具
- 食器類(紙製とキャンプ用食器類など)
- ウェットティッシュ
- サランラップ・アルミホイル
- カセットコンロ(※オール電化のため)
- ※離乳食 パウチや缶詰、キューブ式粉ミルク
など、飲食に関するだけでもいろいろな防災グッズがあります。
また、離乳食についても、欲しい時にすぐに手に入らないと困るので、赤ちゃんのいるご家庭は準備しておきましょう。
水や食料品につきましては、賞味期限がありますので、備蓄する時は注意してくださいね。
賞味期限が切れるまで何事もなく済んでくれることを願いつつ…。
【防災グッズ一覧】 優先順位2位… トイレ・目隠しポンチョ
トイレについては、自宅避難する場合を想定しています。
わが家は、こちらの簡易トイレ(20枚入り)を購入しました。
ビニールの上に直接排泄すると通常は「音」が気になるところですが、こちらの商品はあらかじめ給水シートが圧着されていて音をカットしてくれる点がポイント。
「凝固剤不要」も大きな特徴。
実際に私は避難生活を経験していないので、口コミレビューを読んでみるとメリットは大きいようです。
20枚でも足りないかな…と思うのですが…
断水しても下水管に問題なければ、置き水などでトイレを流すことができるので、この防災グッズを使うのは本当によっぽどの時かな、と。
一応、自宅で簡易トイレが使えず野外ですることも考えて、目隠しポンチョも購入しています。
…この袋を開けることなく済むことを願うばかりです。
↓断水時に自宅のトイレを流す方法。
緊急時のトイレの使用(洗浄方法)について(TOTO公式サイト)
https://jp.toto.com/support/emergency/dansui_teiden/dansui.htm
お風呂の残り湯を置いておくと火災時だけでなく、断水時にも役立ちそうですね。
…水害の不安があるので、My土のうも備蓄庫に保管。
車の前に並べようと思っているのでロングタイプにしました。
水に浸かると膨らんで、完全に乾くと乾燥して軽くなり燃えるゴミにできるのが選んだポイント!
【防災グッズ一覧】 優先順位3位…救急箱と常備薬
私が購入した薬箱の中身や常備薬などの詳細は下記の関連記事にてご紹介しています。
救急箱にいれる薬については、それぞれの家族に必要なものが違いますので、一度みんなで相談してくださいね。
災害時は、ドラッグストアも薬局も閉店する可能性が高いですし、病院は重症・重傷患者さんが優先されるので、すぐに診てもらえるとは限りません。
私もついついドラッグストアが近いので家庭の置き薬がほとんどなかったのですが、いざという時に使えるように揃えました。
【防災グッズ一覧】 優先順位4位… 懐中電灯・ラジオ・電池
懐中電灯は電池を入れっぱなしにすると壊れやすいので、電池を出して一緒に保管しています。
阪神大震災の際に火を起こして外で暖をとったニュース映像を覚えているので、チャッカマンやマッチも備えるようにしました。
就寝中の大地震は真っ暗闇の中でガラスの破片が散乱する中を避難することになるかもしれません。備蓄保管庫以外にも懐中電灯を置いておきたいですね。
真っ暗闇の1階キッチン横を通過して外に向かわないといけなかったのですが、食器棚から山盛りの食器が落ちてガラスの破片が…
父が裸足でなんとか玄関まで行き、家族分の靴を持って戻ってきてくれました。
この経験から、枕元に
- 懐中電灯
- 履物
が必要だなと実感しています。
わが家ではまだ防災ラジオを準備できていません。
また購入したら記事をUPします。
買うなら手回し式が良いかなと思っています。
【防災グッズ一覧】 優先順位5位…防寒対策・マスク
真冬はもちろん、夏場でも明け方は屋外は冷え込むこともあります。
- シュラフ(寝袋)家族分
- アルミマット
- 貼るカイロ
- 持つカイロ
- レインコート(風よけや被曝対策にもなる)
- 軍手
- マスク
など常備しています。
さらに、100円均一のアルミブランケットも保管中。
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防災グッズの全部出し&断捨離
防災グッズを玄関収納に整理
緊急時、自宅から避難所に持ち出す防災グッズ
私の経験では、当時、家の中はめちゃくちゃ、壁や階段の床に亀裂、窓の一部にヒビ割れましたが、ライフラインが無事でしたので自宅にいることが出来ました。
避難所には行っていませんので、実際に何を持ちだしたら良いのかの知識がありません。
調べたところ、一般的な持ち出しアイテムは以下の通りでした。
- 水
- 非常食
- 医薬品
- 簡易食器セット(家族分)
- 衣類(防寒対策)
- 懐中電灯
- 携帯ラジオ
- 現金(貴重品)
- ローソク・マッチ(ライター)
- ロープ
- ビニールシート
- ウェットティッシュ
- ビニール袋
- 筆記用具
- 携帯電話バッテリー
- 洗面用具(震災時、虫歯に悩まされるそうです)
これらの防災グッズをリュックサックなどに入れましょう。
安全ヘルメットはありませんが、子ども達の分だけサイクリング用のヘルメットを置いています。
わが家は、キャンプ用グッズもあったので、必要な防災品を必要数だけ選んで少しづつ揃えてきました。
ゼロから揃えたい方は、以下でご紹介するような防災グッズのセットがおすすめ。
足りないものを家族に必要な分だけ買い足していくのも良いですね。
『備えあれば憂いなし』いざという時の為に平穏な今
備えあれば憂いなし
ソナエあればササエあり
大震災のニュースがある度に、防災グッズや備蓄品の備えが充分にできているか気になります。
一度にすべてを揃えることはできないので、絶対に必要なものから順番に。
震災後は需要が高まるので納期がかかってしまうこともありますし、人気の商品は完売してしまっていることも。
世界各国、それぞれの地域によって生命を守るためのいろいろな知識や備えが必要です。
日本の場合は、災害。
あの瞬間、生命を守るために、今できることをしていきたいですね。