阪神・淡路大震災で震度6の被災体験から災害前からの備えの必要性を感じているササエ(@sasae_info)です。
- 災害が起きる前に
非常食になる作り置きを習慣にしておきたい方。 - みんなの作り置き画像を見て参考にしたい方。
災害前に備える大切さ
2015年1月17日、私は真っ暗闇のベッドの上で突然下から突き上げられる衝撃で目が覚めました。
耳をつんざく地響きと家中に響き渡る瓦の動く音と柱が折れそうな軋み音が聞こえる中、ワケが分からないままベッドの上を左右に大きく揺さぶられた恐怖は今でも忘れられません。
災害はいつ自分の身に起こるか分かりません。
気持ちを引き締め、非常食になる作り置きは日常の中で習慣化していきたいです。
本記事は災害の備えになる常備菜を普段から作る習慣をつけられるように、おすすめのレシピと私の作り置き画像をご紹介します。
もくじ
作り置きの保存期間はいつまで?
季節によっても多少変わってきますが、冷蔵庫で保存することで年間を通して平均的に以下の通りとなります。
常備菜の作り置きはいつまで日持ちする?
- 冷蔵保存する場合は、2~3日
- 冷凍保存する場合は、2~3週間
冷蔵保存する場合
常備菜の保存は、冷蔵庫で2~3日が一般的。
冷蔵庫で保存している常備菜は、再加熱してから食べる様にしましょう。
煮物やカレーなど食べる時は、しっかりと過熱してから。
サラダや生野菜は、加熱が出来ないので早めに食べる様にしましょう。
尚、漬物や酢漬けなど塩や酢を使った料理は、3~4日まで保存が可能です。
冷凍保存する場合
冷凍保存の目安は、2~3週間です。
ついつい凍らせているといつまでも日持ちするような気になりますが、1ヶ月以内で回転させるようにすると良いでしょう。
保存する場合は必ず粗熱を取ってから。
また、冷凍保存する場合は、1食分か個別に小分けして保存すると使う時に便利です。
常備菜の保存期間を延ばすコツ【5つのポイント】
常備菜を美味しく保存するコツには、5つのポイントがあります。
食材にしっかりと火を通すこと
常備菜を保存する場合は食材にしっかりと火を通すことが大切です。
特に、お肉や魚は、加熱が必要な食材です。
外側だけではなく内側までしっかりと火を通すことでウィルスや寄生虫などの不安も取り除けます。
味付けは濃くすること
砂糖、塩、お酢、醤油など、昔から保存食には欠かせない調味料です。
- 砂糖で保存 →ジャム
- 塩で保存 →漬物
- お酢で保存 →ピクルス
- 醤油で保存 →煮物など
その場で食べるなら薄味でもいいけど、保存用としては味付けは濃い目にすることです。濃い目にしておくことで、保存効果が高まります。
わが家はかなり薄味なので意識するようにしますが、もともと濃い味付けをされている場合は適度にしてくださいね。
汁気をしっかりと飛ばすこと
汁気が多い料理と言えば、やはり煮物。それから炒め物なども食材によっては汁気が多いこともありますよね。
保存をするなら、出来るだけ汁気を飛ばしておくことが大切です。
密閉容器を使うこと
保存する時、どの容器に入れますか?
すぐに食べるならラップなどでもいいけど、保存となればやはり密封容器が基本ですね。
必ずしておいて欲しいことは、容器は熱湯消毒すること。
または焼酎などでアルコール消毒なども良いでしょう。
普段食べるなら万が一何かあっても病院にすぐ行けますが、大震災など被災した時はそうもいきません。
備蓄食として食べるかもしれないことを考えると、お腹を壊すのはツライので容器消毒の心がけは大切です。
自然解凍で食べる際に注意すること
自家製料理を冷凍保存し、それらを自然解凍で食べることには賛否両論あります。
市販品は別として、一般家庭でするには菌の発生や傷んでしまう可能性が否定できず、おすすめされていません。
しかしながら震災時はそうも言ってられません。
ライフラインが止まった時に、被災初日は常備菜や冷凍庫で保存しているおかずが大いに役立つこともあります。
そういったことも考えて、自然解凍で食べても大丈夫なように
- 常備菜は必ず上記4つのコツを守って作る
- 解凍後は常温状態で放置せずすぐに食べきる
ということを心掛けましょう。
【画像】私が作った常備菜
これまでの私が常備菜を作った画像について、その時に自分のアカウントでツィートしたものを貼り付けます。
野菜の安い直売所で野菜の買いだめ。
— ササエテ|節約*お買い得な防災&減災生活 (@sasae_info) November 23, 2016
栄養たっぷりの菊芋できんぴらを作りました。
備蓄食料にもなる常備食。昔ながらの良い知恵ですよね。
ライフラインが止まっても食べられるように常に備えていたいな。#地震 #震災 #被災 #備蓄 #防災 #阪神大震災 #非常食 #備え #福島地震 pic.twitter.com/0MxryAUIGa
南海トラフ地震が来るとの噂を聞き、とても怖がっていた息子。
— ササエテ|節約*お買い得な防災&減災生活 (@sasae_info) November 24, 2016
なので、ネットの世界には真実とウソがあり見極める力が必要と教えました。何事もなく過ぎて良かった。
私は今日もせっせと備蓄食にもなる筑前煮作り。#地震 #震災 #備蓄 #防災 #南海トラフ #非常食 #備え #避難 pic.twitter.com/JDOiYot4Xa
高野豆腐はカルシウム豊富。なので基本常備です。
— ササエテ|節約*お買い得な防災&減災生活 (@sasae_info) November 28, 2016
含め煮は家族みんなが大好きで、常備菜として作るんだけど…
あっ‼と言う間になくなります(笑)
もっと大量に作っておかないと常備食にならない^^;#地震 #震災 #備蓄 #南海トラフ #非常食 #備え #避難 #南海トラフ地震 pic.twitter.com/vRBrE6D3aN
菊芋のきんぴら第2弾‼︎
— ササエテ|節約*お買い得な防災&減災生活 (@sasae_info) November 30, 2016
奥に見えているのは、豚こま大根。
どちらもすぐに食べちゃうんだろうなぁ。
備蓄食として考えると我が家には少ない量だけど、常備菜を回していけばいざ‼︎って時に役立つかな#地震 #震災 #備蓄 #南海トラフ #非常食 #備え #避難 #南海トラフ地震 pic.twitter.com/t9sKT9qpNW
こないだ作った筑前煮は1日半で完食したので、今日は家で一番でっかい鍋で調理中。
— ササエテ|節約*お買い得な防災&減災生活 (@sasae_info) December 16, 2016
ついでに、ひじき煮&おからも。
古い実家でも震度6弱で持ち堪えたので、ライフラインが止まった想定での備蓄食に。#地震 #震災 #備蓄 #南海トラフ #非常食 #備え #避難 #南海トラフ地震 pic.twitter.com/enJFQBuSIK
そういえば最近、備蓄食用に常備菜を作ってもツィートしなくなっていました。
TwitterなどのSNSで画像をUPしようと思っていると、自分でも作る機会を増やそうとするので備えに効果的ですよね。
またいろいろと呟きますので私のアカウント@sasae_infoもみてくださいね。
【備蓄食】作り置き常備菜のおすすめレシピまとめ
まずはツイッターでも画像を公開している上記の常備菜のレシピです。
【備蓄食】作り置き常備菜のおすすめレシピまとめ
まずはツイッターでも画像を公開している上記の常備菜のレシピです。
カルシウム源に常備して頻繁に登場
菊芋の季節によく作ります
家族みんなが大好きな常備菜
他にもまだまだ日持ちする常備菜はあります。
簡単にできるものを備えておけるように習慣化できたら良いですね。
簡単5分でできる
水を使っていないので日持ち抜群
分量の割合331の万能たれで
栄養たっぷり昆布の常備菜
定番中の定番!
大震災は日常生活のある日突然に
私が被災した23年前の今日、いつも通り夜眠りについて、そして夜が明けたら普通の日常が待っているはずでした。
大震災は日常生活のある日突然に起きるので、まったく予測ができません。なので備えなんて出来るはずもなく…
被災した経験によって初めて必要性を実感することができるのかもしれません。
私自身の体験は以下の記事に書かせていただきましたが、こういう節目の時に気持ちを引き締めて備えていきたいと思います。